ニキビケア化粧品

ニキビのために、今まで使っていた化粧品が合わなくなる、あるいは使えなくなることがあります。
刺激やかゆみを感じたり、時にはニキビが悪化したりするからです。
そうなると次に何を使えばいいのか、悩んでしまいますね。

 

最近は、多くの化粧品メーカーで「ニキビケア用」「トラブル肌用」のラインが充実。
中にはニキビケアに特化したものもあります。
こうしたニキビケア用化粧品は、普通の化粧品とどのように異なるのかご存知でしょうか?

 

「ニキビケア用化粧品」と言っても、

残念ながら、これを使えばニキビが治る、というわけではありません。
どちらかというと、それ以上のニキビ悪化を防いだり、ニキビの出来やすい肌質を改善するためのもの。
その種類や特徴は、さまざまです。

 

ニキビは過剰な皮脂や汚れが毛穴に詰まって、ニキビの素であるアクネ菌が増殖して起こることから
「余分な皮脂を取り除き、洗い流す」ことに重点をおいているもの。
毛穴詰まりは、角質の肥厚化によるものとして、「角質除去に着眼したもの」。

 

または、詰まった皮脂が、酸化して炎症を起こすことで、ニキビが出来るとして
「抗酸化作用のあるもの」。
外的刺激から肌を保護するための、「バリア機能を回復させるもの」
など、選ぶのに迷ってしまうほどです。

 

共通していること

どのメーカーでも「洗う・潤す・護る」という基本のお手入れは共通しています。
そこに「自分の肌質や症状に合ったものを足す」という方法が一番よいでしょう。

 

例えば、乾燥気味で肌のバリア機能が低下している人が
角質除去効果の高い化粧品を使ったら、かえって乾燥が進み、ニキビにもよくないかもしれません。
皮脂分泌の過剰な人は、皮脂の酸化を防ぐより毛穴を清潔に保つ方が大切でしょう。
それぞれのメーカーの特徴をよく比較した上で、
まずサンプルを取り寄せたり、返品保証のあるものを使ってみたりして、合うものを見つけてください。

 

ファンデーションやコンシーラーなどは

ニキビによくないので、使わない方がいい、とよく言われますが
隠そうとして、厚塗りし過ぎなければ、むしろ肌の保護のためには必要です。

 

ニキビ肌には、パウダーファンデーションがおすすめ。
スポンジは清潔に保ち、肌をこすりすぎないように注意しましょう。
リキッドやクリームタイプでも、ニキビ肌用の油分の少ないものもあります。
チェックしてみてください。