おでこニキビのケア

おでこにニキビが出来るのは思春期に多く、大人になってからは出来にくいと言われています。

 

思春期の男女は、

心身の成長に伴ってホルモンバランスが崩れ、
男性ホルモンが分泌され始めることによって、皮脂分泌が過剰になりがちです。
しかし、皮脂量の増加に対して、毛穴はまだ未成熟。
皮脂が詰まりやすい状態なんです。

 

このため汗をかいてそのままにしておいたり、洗顔が充分でないと、アクネ菌が繁殖。
ニキビが出来てしまうのです。
思春期は、新陳代謝が活発だから、適切なケアをしていれば、比較的早く軽減します。

 

洗顔料は

サリチル酸配合などの殺菌効果のあるもの、スクラブ入りの洗浄力の強いものでも大丈夫です。
力を入れすぎないこと、保湿をしっかりすることを心がけてください。

 

10代の終わりごろには、ホルモンバランスも落ち着いて、自然に治ってくることがほとんどです。
ニキビを潰したり化膿させたりして、跡を残すことにならないよう注意しましょう。

 

これに対し、大人のおでこニキビは、

一度出来てしまうと広がりやすい上に、治りにくい。少々厄介な代物です。
通常のニキビの原因以外に、洗浄不足でメイク汚れや
シャンプー・スタイリング剤などの成分が残ること、
前髪を垂らすことで、刺激を受けやすいことが原因に挙げられます。

 

小さくて赤いニキビが、たくさん出来るのが特徴です。
隠すためにファンデーションを厚塗りしたり、前髪を長く垂らしたりして、かえって悪化させることもあります。

 

見た目はお人形のように色白で

可愛らしい女性の前髪を上げたら、おでこ一面がニキビで赤くなっている
というケースも実際にありました。
こうした場合は、洗い残しがないように丁寧に洗顔をした上で、保湿をしっかり行いましょう。

 

高濃度ビタミンC誘導体配合

高濃度ビタミンC誘導体配合の化粧品も効果的です。
ニキビの素となる酸化を起こす活性酸素を除去し、炎症を抑える働きのあるビタミンCを
その名のとおり高濃度で安定して使えるようにしたものです。
成分が肌の深部にまで浸透し、ニキビ肌を改善してくれます。